競輪で勝つならオッズパークの予想でガチ!万車券が当たりまくり!

競輪予想実践

オッズパークは、公営競技の総合サービスサイトです。運営はオッズ・パーク株式会社で、ソフトバンクグループのひとつであるSBプレイヤーズの子会社です。このため、オッズパークもソフトバンクグループ一員といえるでしょう。

実際、オッズ・パーク株式会社は、一時期は汐留のソフトバンク本社やグループ会社が入っている建物に入居していました。現在はSBプレイヤーズとともに京橋エドグランの13階に移り、その運営を続けています。

京橋エドグランにはアリババ、岡三アセットマネジメント、イーレックス、さとふる、明治、タスキーといった企業が入居しており、規模は小さいながらも大きなビジネスを動かしている企業が集まっているのが特徴です。

オッズパークで提供されているのは地方競馬、競輪、オートレースで、各競技については販売サービスだけでなく、無料の予想印が毎日提供されています。競輪も例外ではありません。

この予想印が、時として思わぬ威力を発揮する点について、詳しく解説していきましょう。

オッズパークの競輪予想は当たるのか?

オッズパークの競輪予想が当たるか当たらないかというのは、とても断定しづらい問題です。別に買い目の提供があるわけではないため、必ずしも当たらないとは言い切れないからです。

そういう意味でも、オッズパークの予想を上手く使えば、効果的な車券戦略を立てられると言いかえるべきでしょう。

無料で手に入る予想情報から、自分では思いもしなかった車券が買えるのであれば、押さえ車券に留めるとしても効果的です。公営競技で勝つ秘訣は負けないことであると考えると、たとえ自分の本気予想が外れたとしても、他で取り返せるのは重要といえるでしょう。

では、実際にどうやったらオッズパークの予想から大きな配当の車券を当てられるかを、詳しく調べていきます。

オッズパークの予想印どおりに買ってみる

出典:KEIRIN.JP

2020年11月20日高松競輪「香川杯争奪戦モーニング競輪」[3日目(最終日)]
https://www.oddspark.com/keirin/yosou/takamatsu/2020/1120.html

2020年11月20日(金)の高松競輪「香川杯争奪戦モーニング競輪(F2)」で検証しました。モーニング競輪は堅めの配当が続くこともあれば、時折信じられないような荒れ方をすることもある、非常に特徴的な開催です。

朝活にはもってこいの開催ですが、ナイターやミッドナイトほどには数が多くないので車券的にも狙い目であり、さらに勝つための難易度が高いモーニング開催を攻略すれば、他の開催での応用も充分に利かせられるようになるでしょう。

特に、この日は最終日ながらに4本の万車券が出ており、他方では堅めの決着もしっかり用意されていたので、本命党も穴党も取るべきところを取れば勝てる内容でした。

今回は予想印どおりということで、「◎○▲△×」の予想印をそのままの強さで解釈し、「◎○-◎○▲-◎○▲△×」という3連単フォーメーション12点で検証します。

[買い目]
1R:13-123-12345
2R:25-245-23456
3R:24-124-12347
4R:14-124-12456
5R:17-127-12357
6R:13-134-12345
7R:27-257-12357
8R:14-124-12457
9R:12-125-12357
10R:25-245-12345
11R:17-147-13457
12R:24-124-12457

[結果]
1R:不的中
2R:2,070円
3R:1,430円
4R:不的中
5R:不的中
6R:不的中
7R:1,570円
8R:42,600円
9R:1,960円
10R:不的中
11R:520円
12R:990円

合計投資:14,400円
合計払戻:51,140円
回収率:355.1%

普通に勝ててしまいました。

ええと、大変申し訳ないんですが、負ける前提で考えていたので、驚いてしまう結果です。「オッズパークの予想は超優秀」「オッズパークの予想がガチすぎる」という結論を受け入れるほかありません。

出典:オッズパーク

8Rの配当がなぜこれほど高くなったのかというと、本線の4番才迫選手が1着、2着に別線の番手である2番西田選手が入り、3着にはまた本線の3番手である星島選手が入るという変則的な決着になったからでした。

モーニング競輪は競輪が好きでたまらない人が多く参戦する開催ですので、買い方も競輪のセオリーに則ったものになります。

いわゆる「はさみ車券」「サンドイッチ車券」と呼ばれる、ラインの決着のすきまに別線の選手を挟むやり方にしても、本来は本線の先頭である4番才迫選手と2番手である1番立花選手を絡ませるもので、3番手の星島選手と先頭の才迫選手を使うものではありません。

良くも悪くも機械的な買い方でセオリーを無視したことによって、このような劇的な4万車券に成長したといえるでしょう。

オッズパークの予想がガチな理由は「アオケイ」

出典:オッズパーク

ともあれ、オッズパークの予想は本線別線の評価が正当であったため、適当すぎる買い目でも4万車券を仕留められることがわかりました。

これほどにオッズパークの予想が優秀かつ的確であるのには、理由があります。オッズパークの予想欄は外部に委託されており、その委託先が競輪専門誌の「競輪ニュース」、通称「アオケイ」である点が、ずばり選手の実力を見抜くことにつながっています。

アオケイを発行しているのは、株式会社スポーツニュース社です。スポーツニュース社が発行している競輪ニュースの題字が青いため、青競(アオケイ)と呼ばれるようになりました。

そうした来歴もあって、株式会社日刊プロスポーツ新聞社が発行する「赤競(旧称:競輪新聞)」とはライバル関係にあるといえるでしょう。

アオケイの予想印の強弱は独特なことで知られており、一般的な「◎→○→▲→△→×→注(たまに☆などもありますが)」といった並びではありません。

アオケイにおける予想印の強弱は、「◎→○→×→△→注→▲」です。競馬などでは特に「▲は本命を倒すかもしれない単穴」として知られているので、かなり独特なことが窺えます。

ただ、オッズパークに提供している印は、一般的な基準に照らして「◎→○→▲→△→×→注」という順番にしています。

引用:https://www.oddspark.com/keirin/guide/mark.html

オッズパーク公式でも、予想印についてはこのように紹介しています。印の並びを完全に確定させたわけではありませんが、少なくともオッズパークのサイト内の印については、一般的な基準に沿って再配置しているのは間違いないでしょう。

これもあって、先ほどのように万車券をゲットできたわけですから、少なくともそう解釈しておけば幸せになれるといえます。

オッズパークにはアオケイではない予想もある

出典:オッズパーク

オッズパークの予想は、多くがスポーツニュース社のアオケイが担当していますが、一部は地元の競輪新聞の発行会社が担当していることがあります。では、そういった非アオケイの会社が予想したとしても、同じように当てられるのでしょうか。

アオケイだけを狙うことにするか、それとも他の会社でも狙えるのかを見極めるために、検証する必要があるでしょう。

2020年12月5日平塚競輪「80th富士通Fテック杯」[2日目]
https://www.oddspark.com/keirin/yosou/hiratsuka/2020/1205.html

そこで、上記のとおり、2020年12月5日(土)に開催された平塚競輪「80th富士通Fテック杯」の2日目をテーマとして、検証を実施します。この開催の予想を担当しているのは、地場の競輪予想紙である「小田競(オダケイ)」です。

小田競は神奈川県小田原市にある有限会社小田競出版社が発行する競輪新聞です。今でも地場では紙で発行していますが、インターネット時代への適応を完了させ、コンビニエンスストアのマルチコピー機で印刷して購入できます。

また、e-Shinbunなどのサービスによっては、直接PDFファイルを購入することも可能になっています。サテライト適応は競輪新聞にとっても喫緊の課題だったといえるでしょう。

地場の競輪新聞の強みは、地元への強いコネクションです。全国紙が入っていけないようなところへも人脈や地縁によって情報ソースを保持しているため、驚くような予想印を打つことがあります。

そういったノウハウは、オッズパークの予想でも活かされているのでしょうか。実際に見てみましょう。

出典:KEIRIN.JP

なお、2020年12月5日平塚競輪の開催はオーソドックスな昼間開催でした。万車券の数は3本出た一方で、3ケタ配当も5本出ており、さらに合間の4ケタ配当が4本であることを考えると、とてもバランスが良い1日だったといえます。

本命党も中穴党も大穴党も、この日のチャンスを的確にモノにできていないと、他のどの場でも負けてしまうといえるでしょう。

では、小田競の予想も同じく「◎○-◎○▲-◎○▲△×」の3連単フォーメーション12点で試行します。

[買い目]
1R:13-123-12357
2R:26-246-12456
3R:37-357-12357
4R:15-145-12345
5R:35-345-34567
6R:12-125-12567
7R:16-146-13456
8R:25-245-23457
9R:37-237-12367
10R:24-124-12345
11R:34-134-12345
12R:37-137-13467

[結果]
1R:不的中
2R:17,840円
3R:不的中
4R:不的中
5R:500円
6R:960円
7R:530円
8R:不的中
9R:7,330円
10R:860円
11R:320円
12R:不的中

合計投資:14,400円
合計払戻:28,340円
回収率:196.8%

2Rで揺らぐことなく万車券を獲得しました。人気が割れている混戦模様のレースだったのですが、小田競の印では○▲△の順番ですから、力量の比較が劇的に的確というほかありません。

9Rでも73倍と大きな配当を仕留めており、こちらは◎▲×の順番です。本線の先頭、別線の先頭、第3線の番手という面倒な組み合わせにもかかわらず、これ以上ない形での的中を果たせました。

小田競もまた間違いない情報でもって、車券戦略に貢献する予想情報を提供してくれているといえます。

さらに、不的中だった4Rは392.8倍の大荒れレースだったのですが、ここでの印は△○▲での決着でした。すなわち、買い方さえ工夫すれば、普通に3万車券も取れると断言できる内容です。

例えば、4Rでは◎○△の本線で印を分け合っていたので、彼らが2連対まで確保すると予想し、3着に別選の実力者を配置してみてはどうでしょうか。つまり、◎○△-◎○△-◎○▲△×という3連単フォーメーション18点です。

こうすると、1,800円の投資で39,280円のビッグヒットを達成できます。このように、機械的な買い方の向こう側にある「競輪脳」の発揮によって、可能性は無限大に広がっていくといえるでしょう。

オッズパークの予想情報は超良質と知るべし

アオケイも小田競も、文句のない良質の予想を提供してくれていました。他にもいくつかの地方競輪新聞が寄稿していますが、信頼性の高い内容になっているでしょう。

そうした予想情報を自ら納得のいく買い方でアレンジすることで、簡単な実践では12R中で7Rまでしか当てられなかったところ、さらに的中率と回収率を高められる可能性に満ちています。

このような有料級の予想を無料で提供してくれているオッズパークの競輪予想は、意外と知名度が低いこともあって活用されていないのかもしれません。この記事を見た方は、幸運にも他の車券購入者を出し抜けるチャンスを見つけられたといえます。